地理的表示(GI)登録に熊本と愛媛の3産品 農水省2016年2月3日
農水省は2月2日、昨年6月1日に施行された地理的表示法に基づき学識経験者からの意見聴取などの結果、3産品の地理的表示(GI)の登録を公表した。これにより総登録数は10件となった。
地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法で高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護するもの。
今回登録された3産品は以下の通り(名称は代表的なものを記載)。
登録された「くまもと県産い草」は品質保持のため「泥染め」を行っており、変色防止効果などの特性がある。
「伊予生糸」は、繭の中の蚕が生きた状態のまま繰糸する「生繰り法」で生産され、光沢と柔らかな風合いを誇っている。古くから伊勢神宮や皇室の御料糸として採用され、昭和24年には英国エリザベス女王戴冠式の衣装にも使用された。
(関連記事)
・地理的表示を積極活用 所得増大と産地強化へ JAグループ (15.06.08)
・地理的表示に基づくGIマークを公表 農水省 (15.04.14)
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