遊休農地13万5000ha-農水省調査2016年7月20日
農林水産省は7月19日、平成27年の農地の利用状況調査結果を公表した。遊休農地は全国で約13万5000haが確認された。
1号遊休農地(現に耕作されておらず、かつ、引き続き耕作されないと見込まれる農地)は12万3839ha、2号遊休地(利用の程度が周辺地域の農地にくらべ著しく劣っている農地)は1万996haで合計13万4835haだった。26年は約15万3000haだったので約1万8000ha減少した。
遊休農地の所有者には農業委員会が自ら耕作するか、誰かに貸し付けるか、農地中間管理事業を利用するかなど意向を調査することになっている。意向どおり取り組みを行わない場合は農業委員会が農地中間管理機構との協議を勧告し、最終的に都道府県知事の裁定で機構が農地中間管理権を取得できるように措置することができる。
所有者が分からない場合は公示手続で対応する。
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