生産資材価格引き下げへ 耐候性ハウスの低コスト化技術提案会2017年1月19日
農水省は昨年11月29日に決定した「農業競争力強化プログラム」の生産資材価格引き下げに向けて、1月19日、農業用温室の設置コスト低減に向けた技術提案会を東京都千代田区で開いた。メーカーや行政など計14社・団体が、ハウス本体や内部設備あわせ10aあたりの導入コストが2300万円以下の技術を発表した。
「農業競争力強化プログラム」をふまえ、農業用温室の設置コスト低減のため、耐候性ハウスの低コスト化技術について技術提案がされた。
ハウスでは軒高を低くしたり、コンクリート基礎をプレート(鉄)にしたりすることで材料費などを削減する案や電動ファンを使うことで換気量を調節するなど、提案は多岐にわたった。熊本県や徳島県などから訪れた提案者のハウスの課題では、台風にどの程度耐えることができるか、という点で共通していた。
参加した学識経験者からは、提案されたシステムの事例があるか、収量や販売高など経営モデルに当てはめた回答を求めるなど、質問が飛び交った。
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