食べる楽しみをすべての人に! ユニバーサルデザインフードの日2018年6月12日
・日本介護食品協議会がキャンペーン実施
・7月11日はユニバーサルデザインフードの日
日本介護食品協議会(森佳光会長)は7月11 日の「UDF(ユニバーサルデザインフード)の日」を記念し、プレゼントキャンペーンを実施する。
協議会では昨年「UDFの日」を初めて制定した。2年目となる今年は、より一層広くUDFを知り、同製品を実際に使ってもらいたいとの観点から「UDFプレゼントキャンペーン」を同協議会ホームページ上で実施する。協議会HPの専用コーナーで簡単なアンケートに回答。その中から抽選で100名に、各社UDF商品詰め合わせ(3000円相当)をプレゼントする。応募期間は6月22日から7月22日まで。

協議会ではホームページでの応募告知に加え、11日の記念日当日、ラジオ番組でも告知を行い、UDFの社会的な存在意義についてもアピールする。
ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで幅ひろく対応し、特に食べやすさに配慮した食品のことをいう。その種類もさまざまで、レトルト食品や冷凍食品などの調理加工食品をはじめ、飲み物や食事にとろみをつける「とろみ調整食品」などがある。
ユニバーサルデザインフードのパッケージには「UDFマーク」(=画像)が記載されている。これは協議会が制定した規格に適合していることを表すもので、適合商品のみに付与される。マークは利用者にとって商品選択を行う際の安心の目安となっている。
しかし、民間の調査によれば、UDFの存在を知らず、在宅介護を行っている7割近くが日々の介護食作りが「大変だ」と回答、被介護者にも低栄養傾向が見られる実態も明らかになっている。協議会では今後「介護食品」のニーズはますます高まると予測。協議会の活動の充実を図りつつ、UDFについてのさらなる周知徹底をめざす。
「UDFの日」はUDFの名称とロゴマークが2003年7月11日に商標登録されたことを記念して協議会が制定したもの。
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