JAS規格取得 日本コーンスターチ東京工場2018年6月26日
・同規格品の異性化糖出荷が可能に
総合澱粉メーカーの日本コーンスターチ(株)は、同社東京工場(茨城県神栖市)が6月18日、日本穀物検定協会から異性化糖製品のJAS規格認証を取得し、JAS規格品異性化糖の出荷が可能になったと発表した。
東京工場は、BCP(事業継続計画)体制の強化のため、また東日本大震災復興支援の一環として、地域人材を積極的に採用し、米国イリノイ大学アルバナシャンペーン校監修のもと、最新の設備や工程技術を導入。現在、省人化、効率化を追求した世界でも有数の最新鋭ウエットミリング(トウモロコシの湿式製粉)工場となっている。
今回、東京工場でJAS規格品異性化糖の出荷体制が整ったことで、愛知県衣浦事業所とあわせた2大拠点を確保。これにより、安心安全な製品をユーザーへ安定的に供給するBCP体制がより強固になった。同社によれば「ユーザーからの急な新規オーダー発注や変更にもこれまで以上に柔軟に対応可能になった」として、今後とも高品質な商品を万全な供給体制のもとで提供していきたいと話している。
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