「第31回ヤンマー学生懸賞論文・作文」 大賞・金賞を決定2021年2月1日
ヤンマーホールディングス(株)のグループ会社・ヤンマーアグリは1月29日、「第31回ヤンマー学生懸賞論文・作文」の入選者を発表した。
同社は次世代を担う若者たちに農業の未来について広く自由な観点で論じてもらうことを目的に、1990年から「学生懸賞論文・作文募集事業」を実施。今年度は「"農業"を"食農産業"に発展させる」をテーマに論文44本、作文406本が集まった。このうち、論文13本、作文13本が優秀作品に選ばれた。また、例年都内で開催される入選発表会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインで行われた。
論文の部、作文の部の各受賞者は次のとおり(敬称略)
【論文の部】
〇大賞(賞金100万円/賞状・記念品)
▽教育産業に参入する「畑の共生教室」ー食農福教育プログラムの開発ー
遠藤菜夏、福原早友美、丸山華奈・新潟医療福祉大学社会福祉学部社会福祉学科4年
〇特別優秀賞(賞金30万円/同)
▽隔年結果よさらば!永遠の課題に終止符を打つ柑橘大革命~テッパン技術を打ち砕いた向こう側に見えた僕等なりの新理論~」
泊広明、小園悠太・鹿児島県立農業大学校農学部果樹科2年
▽世界に広がるwagyu、世界に広げる和牛ーTweetテキストマイニングによるアプローチー
井上雄太郎、長澤芽衣子、原広弥、楊ヨクリキ・明治大学農学部食料環境政策学科3年
※このほか優秀賞(賞金10万円/同)に10本が選ばれた。
【作文の部】
〇金賞(賞金30万円/同)
▽0から1へ
菅谷勇太・岩手県立農業大学校農産園芸学科野菜経営科2年
〇銀賞(賞金10万円)
▽農業と自然が教えてくれたこと ~私が進む「農」の道~
渡邉文太・福島県農業総合センター
農業短期大学校農業経営部花き経営学科1年
▽父と紡ぐ酪農の絆~五感で感じる牛との会話~
川井つむぎ・学校法人八紘学園北海道農業専門学校畜産グループ専攻1年
※このほか銅賞(賞金5万円/同)10本、奨励賞(賞状・記念品)に15編が選ばれた。
なお、入選結果の詳細については、2月中旬頃に「ヤンマー学生懸賞論文・作文募集」のサイトに掲載する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日