海外でGI農産品保護を追加-日EU・EPA2022年1月28日
農林水産省は1月26日、日EU・EPAに基づく相互保護の対象となるGIを追加するための改正協定を2月1日に発効すると発表した。
地理的表示(GI)の保護は、日本と同水準と認められるGI制度を持つ外国とGIリストを交換し、農林水産大臣が指定する。
これによって外国GIあ保護され、模倣品を排除できる。一方、日本のGI産品については外国が保護するため、国内生産者がGI登録をする負担がなくなり、また、外国での日本の産品のブランド化に役立つ。
2月1日の改正協定発効で日本側産品23産品、EU側農産品17産品が追加され、合わせて日本側95産品、EU側106産品を相互に保護することになる。
2月1日からEUで保護される日本側GI23産品は以下の通り。
江戸崎かぼちゃ(茨城県)、吉川ナス(福井県)、新里ねぎ(栃木県)、ひばり野オクラ(秋田県)、今金男しゃく(北海道)、田浦銀太刀(熊本県)、大野あさり(広島県)、大鰐温泉もやし(青森県)、檜山海産(北海道)、大竹いちじく(秋田県)、八代特産晩白柚(熊本県)、八代生姜(熊本県)、物部ゆず(高知県)、福山くわい(広島県)、富山干柿(富山県)、山形ラ・フランス(山形県)、徳地やまのいも(山口県)、網走湖産しじみ貝(北海道)、えらぶゆり(鹿児島県)、西浦みかん寿太郎(静岡県)、河北せり(宮城県)、清水森ナンバ(青森県)、甲子柿(岩手県)。
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 18週ぶりに下落 5kg4214円2025年5月13日
-
37年ぶりの国主催の国際園芸博 国民全員が「農」を考える契機に(2)つなぐ「国民皆農」運動に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年5月13日
-
農業犠牲の交渉 「到底受け入れられない」 全中が緊急要請決める2025年5月13日
-
【JA人事】JA北はるか(北海道)小林治雄組合長を再任(4月15日)2025年5月13日
-
【JA人事】JA魚沼(新潟)新会長に久賀満氏(4月26日)2025年5月13日
-
【JA人事】JAほこた(茨城)新組合長に菅谷正氏(4月26日)2025年5月13日
-
【JA人事】JAそらち南(北海道)山本博行組合長を再任(4月4日)2025年5月13日
-
備蓄米仕入に共同購買事業を開始する小売組合【熊野孝文・米マーケット情報】2025年5月13日
-
大阪・関西万博に出展 日本の林業の今と未来を感じる体験型展示 林野庁2025年5月13日
-
Wismettacフーズ 農水省「令和6年度サプライチェーン連結強化緊急対策」補助事業者に採択2025年5月13日
-
高校生が育てた「とちぎ和牛」17日から限定販売 JA全農とちぎ2025年5月13日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 「令和の米騒動」「トランプ関税」で新基本計画の課題を問い直す2025年5月13日
-
熊本・JA菊池の春ニンジンが出荷本番 甘みたっぷり、日量30トン出荷へ2025年5月13日
-
ローソン「新潟美味しいもの巡り」新潟の味を楽しめる10品を発売2025年5月13日
-
やさと菜苑・JAやさとと農福連携の取り組み開始 東都生協2025年5月13日
-
ダイズの生産向上へ 岡山大と中森農産が共同研究 新たな栽培法や品種を育成2025年5月13日
-
コルテバと協業 窒素固定菌「ユートリシャN」を全国展開 片倉コープアグリ2025年5月13日
-
「inPROTEINすっきりマンゴーオレ風味」13日に新発売 森永乳業2025年5月13日
-
高信頼性放熱ベース板「アルシンク」生産設備増強を決定 デンカ2025年5月13日
-
「若手畜産家と青森県産牛を味わう会」開催 あおもりインターナショナルファーマーズブランド推進協議会2025年5月13日