実践段階の「みどりの食料システム戦略」めぐり報告・討論 9月3日に農業協同組合研究会2022年7月14日
農業協同組合研究会は、(一社)農協協会の協賛で、9月3日、2022年度研究会「実践段階に入った『みどりの食料システム戦略』ー求められる食料安全保障との一体化 政策と現場からの取り組みの連動ー」を、東京都千代田区の日本教育会館で開く(オンラインも併用)。みどり戦略の具体化に向けた国の方針や同戦略をめぐる課題について現場から報告されるほか、討論を予定しており、参加者を募集している。
みどり戦略をめぐっては、6月に化学肥料使用量の20%低減など8年後の2030年目標が設定される一方、 みどり新法が7月1日に施行され、9月には国の基本方針が公表されるなど、 実践段階に入っている。しかし、政策当局と現場の農業団体、生産者との認識の温度差は決して小さくはないとされ、改めて研究会のテーマとして議論する。
研究会では、3人からの報告が予定され、第1報告では、 農水省みどりの食料システム戦略グループ長の久保牧衣子氏が2030年目標とその実現に向けた戦略の具体的な内容を予算措置などに即して説明する。第2報告は都市から中山間までの多様な地域農業を抱えたJAぎふの岩佐哲司組合長が取り組みや課題を報告する。第3報告は埼玉県川越市で多品目露地野菜を栽培する元JA全青協会長の飯野芳彦さんが自らの実践とみどり戦略に対する意見を述べる。研究大会の内容と参加申し込みについては、以下の通り。
〇日時:2022年9月3日 (土) 13:00~16:30
〇場 所: 日本教育会館 7階707号室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)(オンライン併用)
○ 報告者とテーマ
【報告1】「2030年目標と国の基本方針公表に至ったみどり戦略の具体化」 (案)
農林水産省大臣官房 みどりの食料システム戦略グループ長 久保牧衣子氏
【報告2】「都市~中山間の多様な地域農業を抱えたJAの取り組みと課題」 (案)
JAぎふ 代表理事組合長 岩佐哲司氏
【報告3】「都市近郊多品目露地野菜経営はみどり戦略にどう向き合うか」 (案)
元JA全国農協青年組織協議会会長 飯野芳彦氏
【討論】(80分)司会 谷口信和氏 (東京大学名誉教授、 農業協同組合研究会会長)
○参加締切:8月26日
・オンラインの参加希望者は事務局メール(nokyoken@jacom.or.jp)へ。
・非会員で参加希望者は事務局に電話・FAX・Eメールのいずれかで申し込む。
〇参加費:会員は無料。非会員は資料代として1000円。
(当日会場で支払うか、オンライン参加者は農業協同組合研究会のゆうちょ銀行口座に振り込む)。
(ゆうちょ銀行から振込:記号00120-8-番号789476)(他の銀行から振込:店 (019) 当座 0789476)
〇問い合わせ:農業協同組合研究会事務局(電話)03‐3639‐1121、(FAX)03‐3639‐1120
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