日本 食料 外国依存率62% 諸外国比較 農水省公表2022年8月9日
農林水産省は8月5日の2021年度食料自給率の公表とともに諸外国の食料自給率の試算結果(2019年)も示した。
農水省はFAО(国連食糧農業機関)などのデータをもとに試算した。
カロリーベースの食料自給率は国内の消費人口が少なく穀物、油糧種子などカロリーに寄与する農産物の生産量が多いカナダが233%ともっとも高く、オーストラリアが169%と続く。
100%を超えているのはアメリカ121%、フランス131%となっている。
一方、生産額ベースはオーストラリア126%、アメリカ90%、フランス82%と続くが、野菜や果実の輸出量が多いイタリアが84%でフランスやドイツ、イギリスを上回った。
生産額ベースでは価格の高い野菜、果実、畜産物の生産動向がより反映される傾向にあると農水省は指摘する。
イタリアはカロリーベース自給率が58%、生産額ベースが84%で、日本の38%、63%と生産額ベースのほうが高い構造は似ている。しかし、カロリーベースは58%を超えている。日本の自給率の低さは先進国で最低で「海外依存率62%」だと認識したい。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケノコ園でキモンホソバノメイガの被害 府内で初めて確認 京都府2025年10月14日
-
【Jミルク9月牛乳動向】需給緩和で価格下げ傾向2025年10月14日
-
草刈り委託に自治体が補助 「時給1500円」担い手支援2025年10月14日
-
飼料用米作付け 前年比53%減 戦略作物 軒並み減2025年10月14日
-
米価 3週連続低下 4205円2025年10月14日
-
2つの収穫予想 需給を反映できるのはどっち?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月14日
-
農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省2025年10月14日
-
「サステナウィーク」15日から 持続可能な消費のヒントが見つかる2週間 農水省2025年10月14日
-
賑わいを取り戻す地域のランドマークに 隈研吾氏設計の行徳支店新店舗で地鎮祭 JAいちかわ2025年10月14日
-
JA資材店舗CS甲子園 優勝はJAあおば「八尾営農経済センター」とJAながの「JAファームみゆき」 JA全農2025年10月14日
-
なめらかな食感と上品な甘み 鳥取県産柿「輝太郎フェア」15日から開催 JA全農2025年10月14日
-
インドで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年10月14日
-
松阪牛など「三重の味自慢」約80商品 お得に販売中 JAタウン2025年10月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で「マロンゴールド」を収穫 JAタウン2025年10月14日
-
SNS選挙に潜む政治の劣化【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月14日
-
【今川直人・農協の核心】集団個性(アイデンテテイ-)としての社会貢献(2)2025年10月14日
-
「令和7年産 新米PR用POPデータ」無料配布を開始 アサヒパック2025年10月14日
-
「Rice or Die」賛同企業の第2弾を公開 お米消費拡大に向けた連携広がる アサヒパック2025年10月14日
-
腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
-
米の成分分析計AN-830 新発売 ケツト科学研究所2025年10月14日