「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪」開催 農水省2023年12月27日
農林水産省は1月13日と14日の2日間、農林漁業者・食品事業者及び消費者が、日本の食や農をめぐる事情や課題、目指す未来について、ともに考えるきっかけとするイベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪」をグランフロント大阪で開催する。
食の外部化・簡便化が進む中、食と農との距離が広がり、農業や農村を身近に感じることが少なくなる中、農水省は日本の食と農を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらおうと、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開している。
その一環で行われる同イベントは、Z世代等による「食」についてのトークセッションや、農家エッセイ・コミックのパネル展示、日本全国の生産者がつくる農産物を扱ったマルシェやキッチンカーの出店などを多彩な展示や催しを実施する。
ステージプログラムでは、"餃子界のレジェンド"パラダイス山元氏と大阪屈指のスパイスカレー店の堕天使かっきー氏が、餃子とカレーが融合した100%国産のオリジナルメニューの実演・試食とともに熱く語り合うオープニングセッションを実施。また、日本の食について考える餃子会議の一環として、パラダイス山元氏が地域の特産を使った餃子の食べ方について紹介するトークショーが行われる。
さらに、デザインを学ぶZ世代の学生が「食料安全保障や適正な価格形成」について学び、「食によりそう、理想の未来をよそう」をテーマに実施するプレゼンテーションや、デザインを学ぶ学生と農業を学ぶ学生が、それぞれの視点から食の課題と解決アイデアを考えるコラボトークセッションなどが行われる。
さらに会場では、農家エッセイコミック『百姓貴族』のパネルを展示。マンガ家になる前に北海道で実家の酪農・畑作業に従事していた荒川弘先生のパワフルエピソード満載の農家エッセイコミック『百姓貴族』(新書館・隔月刊ウィングス連載中)と東京農業大学、農水省がコラボしたパネルを展示する。
◎「NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪」開催概要
日程:2024年1月13日 11時~18時、14日 11時~17時
場所:グランフロント大阪 北館1階 ナレッジプラザ/2-4階 無印良品 店舗エリア
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