タマネギ産地化へ 高知県、南国市と3者間進出協定を締結 双日2024年2月14日
双日は、高知県と同南国市の3者で企業進出協定を締結した。同社が高知県南国市で地域の若手生産者とともにタマネギの産地形成に取り組むにあたり、官民連携で大規模生産と最適な流通システムを促進し、地域農業の発展を目指す。
締結式に臨んだ高知県の濱田省司知事(右)、
双日の尾藤雅彰取締役専務執行役員(中央)、南国市の平山耕三市長
双日は2022年6月に双日農業株式会社を設立し、「全国でGAP認証農産物の通年供給を可能にする体制」の構築に取り組んでいる。その一環として、同社は南国市で、国営緊急農地再編整備事業地区における実証栽培を経て、2023年11月、双日農業と同市の生産者4人で双日土佐農人株式会社を設立。タマネギの生産(計4ha)に本格的に着手した。同市の国営緊急農地再編整備事業地区を中心として、大型農業機械を用いた大規模なタマネギ生産に取り組むと共に、需要家のニーズが高まっているGAP認証の取得を目指す。
今回の協定締結により、高知県および同南国市から、基盤整備された優良農地の紹介や地域の雇用確保に向けた支援などを受け、双日は、ネットワーク力を活かした流通・販売網の紹介や、技術者からの指導、スマート農業技術に関する情報提供などを行う。
双日は、地域の生産者が求める設備投資などの経営課題に対する支援とともに、地域の雇用維持・拡大に取り組み、次世代に繋ぐ新たな農業形態の構築につなげる。
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