4月の野菜生育状況 ばれいしょがお買い得 農水省2024年4月1日
農林水産省は3月29日、東京都中央卸売市場に出荷される4月の野菜の生育状況と価格見通しを主産地等から聞き取り、結果を公表した。4月は、ばれいしょがお買い得の見込み。また、暖冬で生育が前進した一方、2月下旬以降は低温により生育が遅延したことから3月は高値傾向の野菜が多かったが、4月後半には出荷が安定し、概ね平年並みに落ち着く見込み。
<今後の生育、出荷および価格見通し>
◎だいこん
神奈川県産の出荷が減少し、千葉県産主体の出荷となる。千葉県産の生育は順調。4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎にんじん
千葉県産の出荷が減少し、徳島県産主体の出荷となる。徳島県産は前年11月の降雨による播種遅れの影響により、4月前半までは出荷数量は平年を下回る見込みで、価格は平年を上回って推移する見込み。4月後半には徳島県産の出荷数量も増量し、価格は平年並みで推移する見込み。
◎はくさい
茨城県産は、暖冬による生育・出荷の前進の後、2月下旬以降の低温により生育が遅延傾向。4月前半の出荷量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。今後気温の上昇に伴い生育の回復が見込まれるため、4月後半の出荷数量は平年並みとなり、価格も平年並みで推移する見込み。
◎キャベツ
主産地で、暖冬による生育・出荷の前進の後、2月下旬以降の低温によって生育遅延傾向。足元では出荷数量が減少し、高値の状況。神奈川県産は出荷ピークが3月中に前倒しとなり、4月の出荷数量は平年を下回ると見込まれる一方、愛知県産・千葉県産は気温上昇に伴い生育も回復し、千葉県産の4月後半の出荷数量は平年を上回る見込み。全体として、4月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移。4月後半の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎ほうれんそう
茨城県産の生育は順調。群馬県産は、2月下旬以降の低温等により生育は遅延傾向だが、大幅な出荷数量の減少は見込まれない。全体として、4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎ねぎ
主産県で生育は順調。4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎レタス
茨城県産・兵庫県産は、暖冬による生育・出荷の前進の後、2月下旬以降の低温により生育が遅延傾向。4月前半の出荷量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。また、今後気温の上昇に伴い生育の回復が見込まれるため、4月後半の出荷数量は平年並みとなり、価格は平年並みで推移する見込み。
◎きゅうり
主産県で生育は順調。4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎なす
主産県で生育は順調。4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎トマト
主産県で生育は順調。4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎ピーマン
宮崎県産・高知県産の生育は順調。茨城県産は、2月下旬以降の低温等により着果不良等が見られるが、大幅な出荷数量の減少は見込まれない。全体として、4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎ばれいしょ
鹿児島県産の生育は順調。北海道産は4月~7月天候が安定していたため、玉付が良く(収穫及び貯蔵は完了)、4月の出荷数量は平年を上回る見込み。全体として、4月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎さといも
埼玉県産・愛媛県産において8月~9月の高温・干ばつの影響により小玉傾向が見られるが、大幅な出荷数量の減少は見込まれない。全体として、4月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
◎たまねぎ
北海道産に加え、佐賀県産の出荷が増加する。北海道産は8月から9月にかけての高温・干ばつの影響により歩留まりの低下に加え、小玉傾向(収穫及び貯蔵は完了)で4月の出荷数量は平年を下回る見込み。佐賀県産は、1月上旬以降の気温高により生育が良好で大玉傾向。4月の出荷数量は平年を上回る見込み。
全体として、北海道産のシェアの高い4月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移。長崎県産のシェアの高い4月後半の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
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