茨城県城里町 なし・もも圃場の開園報告 知事を表敬訪問 日本農業2024年6月7日
株式会社日本農業は6月5日、茨城県の大井川和彦知事を茨城県庁に表敬訪問。2月に茨城県東茨城郡城里町に開園したなし・もも圃場の状況や今後の展開、既存農家との取り組みについて報告した。
日本農業の内藤祥平CEO(左から2人目)らが茨城県の大井川知事(中央)と
城里町の上遠町長(右から2人目)を表敬訪問(5日、茨城県庁)
同社は、日本の農産物の生産から販売までを一気通貫で担い、産業の構造転換を目指している。2023年からは、茨城県内でのなしの栽培を検討するなかで、茨城県および城里町の協力のもと、城里町錫高野地区の耕作放棄地を含む土地の賃貸借契約を締結完了。2月に城里町に約5反歩のなし・もも圃場を開園した。
今回の表敬訪問では、城里町に開園したなし・もも圃場の状況や今後の拡大計画、茨城県内の既存農家との取り組みなどについて報告。また、日本産りんご、さつまいも等の農産物のタイや香港、台湾などのアジアを中心とした輸出や、農業参入支援の取り組みについて説明した。
大井川知事は「(日本農業は)残留農薬の規制や輸送など、輸出ノウハウもお持ちだと思うので、輸出市場を切り拓いていってほしい。積極的に輸出市場を開拓してくれることは、地域の生産者にとってもいい刺激になる」とコメント。また、城里町の上遠野修町長は「城里町のなし・ももを大規模で輸出ができるようになれば、茨城県の農産物輸出の1つの拠点にもなる。町としても全力で応援したい」と伝えた。
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