ハンガリー産およびスロバキア産偶蹄類由来製品等 輸入を一時停止 農水省2025年3月11日
農林水産省は3月7日、ハンガリー産およびスロバキア産偶蹄類由来製品等の輸入を一時停止した。
ハンガリー家畜衛生当局は、ハンガリーのジェール・モション・ショプロン県のスロバキア国境付近で飼養されていた乳牛において、口蹄疫の発生を確認。この情報を受け、農水省は同病の日本への侵入防止に万全を期するため、3月7日にハンガリー産及びスロバキア産偶蹄類由来製品等の輸入を一時停止した。
なお、ハンガリーの生きた豚については、他の悪性疾病のため、従前より輸入停止中。また、ハンガリーの生きた牛、鹿等についても、二国間で輸入条件を設定していないため従前より輸入できない。加えて、ハンガリーの豚肉およびいのしし肉については、二国間の輸入条件に基づく施設及び農場がないため、従前より輸入できない。
また、スロバキア産の生きた偶蹄類動物、これらの動物の精液等、肉・内臓等、穀物のわら、飼料用の乾草等については、家畜伝染病予防法に基づき輸入が禁止されている。
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