【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
農林水産省は8月19日、「令和7年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)」を公表した。一番茶の荒茶生産量は2万tで、前年産に比べ10%減少。今年の一番茶の荒茶生産量は鹿児島県が初の全国一位となった。
主産県(静岡・鹿児島・三重・埼玉・京都)の摘採面積は、2万2300haで、前年産に比べ1200ha(5%)減少した。
主産県の10a当たり生葉収量は461kgで、前年産を32kg(6%)下回った。これは、主に静岡県で4月上旬から5月上旬にかけて最低気温が低い日があったことから芽の伸長が抑制されたため。
主産県の生葉収穫量は10万2800t、荒茶生産量は2万tで、前年産に比べそれぞれ1万3100t(11%)、2300t(10%)減少した。また、荒茶生産量では、鹿児島県が8440t、静岡県が8120tとなり、鹿児島県が初めて全国一位となった。
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