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ネオニコチノイド系農薬の安全性で見解2014年1月8日

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EFSAの「ネオニコチノイド系農薬が脳神経発達に影響する」に対して日本曹達

 昨年の12月7日にEUのEFSA(European Food Safety Authority、欧州食品安全機関)がネオニコチノイド系農薬2剤が「脳の神経発達に影響する可能性あり」と発表したが、指摘された剤の一つであるアセタミプリドを開発した日本曹達(株)が、同剤の安全性に関する見解を1月6日に公表した。

 これは、日本の研究機関である東京都医学総合研究所が、ネオニコチノイド系農薬2剤について、ラットの脳培養神経細胞に対して直接かつ高濃度で処理した結果、ニコチンと同様の作用が認められ、脳の神経細胞の発達に影響を及ぼす可能性があると文献発表し、EU委員会がEFSAに対して、該当する農薬について、登録申請時に提出された各種試験結果を再評価するよう要請した。
 EFSAは、科学的な見解として、アセタミプリドについて、大量投与された場合、神経発達に影響を及ぼす可能性があり、その可能性について更なる検討が必要である。その結果が判明するまでは、「予防原則」に則り使用基準を強化すべきとした。

◆100カ国以上で安全性が評価され登録・販売

 アセタミプリドは、日本曹達が独自に開発した農薬用殺虫剤で、日本をはじめアメリカ、ヨーロッパを含む100カ国以上でその安全性が評価され登録・販売されている。
 今回のEFSAの見解に対して日本曹達は、同剤の農薬登録を取得するために「膨大な安全性試験が実施され、それらの試験成績は第三者機関において科学的に評価」されていること。またEFSAなどで報告されている「脳の神経発達」についても各種試験を実施し「農薬として登録されている使用方法に従って使用される限り、ヒトの健康に影響がないことが確認され」ていること。
 さらに今回指摘されている「乳幼児の脳を含めた神経発達に対する影響の有無」についても、乳幼児の発達に対する影響を評価するためのラットを用いた「発達神経毒性試験」を行い、その試験結果は日本、米国をはじめとする各国の規制当局で評価されたうえで農薬登録がされていることなどをあげ、同社としては、アセタミプリド安全性については、客観的な評価がなされているとの見解を述べている。
 そのうえで、EFSAの発表については、「その内容を精査しEFSAと協議を継続」していくとしている。

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