【決算】農薬の海外販売好調 三井化学2014年5月22日
三井化学は5月13日、平成26年3月期の決算を発表した。
売上高は前期比1598億円増の1兆5660億円、営業利益は同206億円増の249億円、経常利益は同133億円増の225億円と前期を大きく上回ったが、プラントの停止や工場の閉鎖などによる特別損失を計上したため、当期純損失が251億円となった。
部門別では、売上高は基礎化学品を除くすべての部門で前期を上回った。。利益面では基礎化学品、ウレタンを除いて前期を上回った。
基礎化学品事業部門では、農薬やメガネレンズモノマー、不織布などのヘルスケア材料などの高機能製品群が、海外需要の拡大を受け順調に収益をのばした。とくに農薬は、海外での需要拡大をうけて輸出販売が増えた。
農薬、肥料などの開発、製造、販売を手がける三井化学アグロ(株)の売り上げ規模は約400億円で、営業利益も黒字だった。次年度も同程度の利益を見込んでいる。
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