数量・金額とも前年以上を維持 6月の農薬出荷2014年8月22日
農薬工業会は平成26農薬年度(25年10月?26年9月)6月末の出荷実績(暫定)を公表した。全体の出荷数量・金額とも前年6月末を上回ったが、4月以降上回り幅は漸減している。
6月末までの累計出荷数量は、前年6月末に比べて2508t,kl(1.58%)多い16万1535t,kl。金額は同113億3300万円(3.96%)増の2976億4100万円だった。3月末時点では、数量が13.2%増、金額が14.4%増で前年同月末を1割以上上回っていたが、4月以降は毎月上回り幅が縮小している。
使用分野別では、水稲、果樹、野菜・畑作のいずれも数量、金額とも前年同月を上回ったが、数量ではその他、金額では分類ナシが、今年度に入って初めて前年同月末を下回った。
種類別では、5月末に続いて数量で殺虫殺菌剤、金額で植物調整剤が前年同月末を下回った。そのほかの、除草剤、殺虫剤、殺菌剤についても、数量・金額とも前年6月末を上回ってはいるものの、上回り幅は小さくなっている。
(関連記事)
・ミツバチの大量死 殺虫剤の可能性大(2014.07.24)
・ミツバチの大量死で調査報告 農水省(2014.06.23)
・農薬の使用規制でミツバチは救われるのか(2014.03.20)
・農薬の中毒事故、38件60人 誤飲が最多(2013.12.25)
・数量・金額とも前年上回る 4月の農薬出荷(2014.06.27)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日