マラリア対策で室内用スプレー開発 住友化学2014年9月25日
住友化学はマラリア対策用の室内残効性スプレー(IRS、Indoor Residual Spray)剤を新たに開発。世界保健機構(WHO)に申請した。
世界のマラリア感染者数は年間約2億人。このうち約63万人が死亡している。マラリアは蚊を媒介してヒトに感染するが、感染の多いアフリカ諸国では既存の殺虫剤に抵抗性をもつ蚊が発見されており、問題となっている。
今回、同社が開発した新たなIRS剤の有効成分は、そうした抵抗性を持つ蚊への有効性が確認されている。
同社は、これまで長期残効型防虫処理蚊帳「オリセット」シリーズや、幼虫駆除剤「スミラブ粒剤」などを開発してきた。今回の新IRS剤を加えたさまざまな防除ツールで、国際的なマラリアや感染症の予防にこれからも取り組んでいくとしている。
(関連記事)
・【広がるコメビジネス】創りだせるか 新しいマーケット アイリスオーヤマの米事業(2014.09.24)
・コメビジネスに参入 住友化学(2014.09.02)
・中国で農POフィルム生産拡大 住友化学(2014.08.20)
・ジャンプ・葛西選手を起用 ランネート普及会(2014.06.04)
・タンザニアに子会社 住友化学(2014.05.26)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日