マラリア対策で室内用スプレー開発 住友化学2014年9月25日
住友化学はマラリア対策用の室内残効性スプレー(IRS、Indoor Residual Spray)剤を新たに開発。世界保健機構(WHO)に申請した。
世界のマラリア感染者数は年間約2億人。このうち約63万人が死亡している。マラリアは蚊を媒介してヒトに感染するが、感染の多いアフリカ諸国では既存の殺虫剤に抵抗性をもつ蚊が発見されており、問題となっている。
今回、同社が開発した新たなIRS剤の有効成分は、そうした抵抗性を持つ蚊への有効性が確認されている。
同社は、これまで長期残効型防虫処理蚊帳「オリセット」シリーズや、幼虫駆除剤「スミラブ粒剤」などを開発してきた。今回の新IRS剤を加えたさまざまな防除ツールで、国際的なマラリアや感染症の予防にこれからも取り組んでいくとしている。
(関連記事)
・【広がるコメビジネス】創りだせるか 新しいマーケット アイリスオーヤマの米事業(2014.09.24)
・コメビジネスに参入 住友化学(2014.09.02)
・中国で農POフィルム生産拡大 住友化学(2014.08.20)
・ジャンプ・葛西選手を起用 ランネート普及会(2014.06.04)
・タンザニアに子会社 住友化学(2014.05.26)
重要な記事
最新の記事
-
鳥インフルエンザ 岡山県で国内8例目2025年12月22日 -
日本産米・米加工品の輸出拡大へ 意見交換会「GOHANプロジェクト」設置 農水省2025年12月22日 -
令和7年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年12月22日 -
「JA全農チビリンピック2025」小学生カーリング日本一は「軽井沢ジュニア」2025年12月22日 -
農政無策【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月22日 -
【人事異動】ヤマタネ(2026年1月1日付)2025年12月22日 -
国産食肉シンポジウム「国産食肉が食卓に届くために」開催 日本食肉消費総合センター2025年12月22日 -
岡山県鏡野町と「災害時における無人航空機による活動支援に関する協定」締結 福田農機2025年12月22日 -
「英国The Leafies 2025」粉末緑茶「あらびき茶」が金賞受賞 鹿児島堀口製茶2025年12月22日 -
「かごしまスマートファーマー育成セミナー」令和7年度の受講生募集 鹿児島県2025年12月22日 -
日本トリム 農業用電解水素水整水器を活用 いちご「肥後こまち」販売開始2025年12月22日 -
宅配インフラ活用 地域を見守り子育て応援 九十九里町と連携協定 パルシステム千葉2025年12月22日 -
大分県大分市佐賀関大規模火災お見舞い金100万円を拠出 コープデリ2025年12月22日 -
新春は「いちごと洋梨のケーキ」丹頂鶴をフルーツで表現 カフェコムサ2025年12月22日 -
障害者雇用支援のエスプールと持続可能な農業モデル構築へ概念実証を開始 食べチョク2025年12月22日 -
滋賀県日野町と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月22日 -
ブラジルCOP30から世界の気候危機を知る 現地イベント報告 パルシステム連合会2025年12月22日 -
おてつたび 関係人口創出の取組が評価「日本サービス大賞」で優秀賞2025年12月22日 -
AGRIST キュウリ自動収穫ロボット いばらきデザインセレクションで「知事選定」受賞2025年12月22日 -
「野菜をたのしむ」シリーズ第2弾「2種の大豆と白みそのスパイスカレー」新発売 坂ノ途中2025年12月22日


































