マラリア対策で室内用スプレー開発 住友化学2014年9月25日
住友化学はマラリア対策用の室内残効性スプレー(IRS、Indoor Residual Spray)剤を新たに開発。世界保健機構(WHO)に申請した。
世界のマラリア感染者数は年間約2億人。このうち約63万人が死亡している。マラリアは蚊を媒介してヒトに感染するが、感染の多いアフリカ諸国では既存の殺虫剤に抵抗性をもつ蚊が発見されており、問題となっている。
今回、同社が開発した新たなIRS剤の有効成分は、そうした抵抗性を持つ蚊への有効性が確認されている。
同社は、これまで長期残効型防虫処理蚊帳「オリセット」シリーズや、幼虫駆除剤「スミラブ粒剤」などを開発してきた。今回の新IRS剤を加えたさまざまな防除ツールで、国際的なマラリアや感染症の予防にこれからも取り組んでいくとしている。
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