【決算】2015年第1四半期業績好調 BASF2015年5月12日
売上高は前年同期比3%増201億ユーロ
BASF(本社:ドイツ)は、このほど2015年第1四半期の業績を発表した。
同社事業の2015年の滑り出しは化学品、農業関連事業が好調で、販売量の増加と為替のプラス効果により、増収となった。売上高は前年同期比3%増の201億ユーロ(※)だった。
ドイツ マンハイムで行われた年次株主総会で、BASF取締役会のDr.クルト・ボック会長は「化学品事業と農業関連事業は非常に好調で、これらの事業は大幅な増益となった」と述べた。
化学品部門、高性能製品部門、機能性材料部門、農業関連製品部門は大幅増益となったが、その他は大幅減益となった。特別項目控除前EBITは、前年同期比2%減、2億2600万ユーロ減少し、20億ユーロとなった。
2015年の見通しでは、売上高は小幅増、特別項目控除前EBITは、2014年と同水準の見通しを維持している。
※:1ユーロ=1.20ドル
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