バイエル2015年は好調なスタート バイエル2015年5月20日
バイエルグループ(本社:ドイツ レバクーゼン、社長:マライン・デッカーズ)の2015年第1四半期業績は、好調に推移し売上を拡大した。
ヘルスケア事業グループは、医療用医薬新製品が好調に推移し、コンシューマヘルス部門の事業拡大から引き続き恩恵を受けて、大幅な増収・増益となった。
農業関連事業グループは、低調な市場環境にも関わらず、好調だった前年同期を若干上回る売上を達成したが、利益では前年同期を下回った。
素材科学事業グループの売上高は、従来予想通り為替・ポートフォリオ調整後で若干減少したが、特別項目計上前利益は増加した。
バイエルグループの2015年第1四半期の売上高は、前年同期比14.8%増の121億1700万ユーロとなった。為替・ポートフォリオ変更の影響調整後では、売上高は2.7%増加、特別項目計上前の金利・税金・償却前利益は、前年同期を9.6%上回る30億ユーロとなった。
農業関連事業グループ(バイエル クロップサイエンス社)では、北米、南米において市場環境が悪化した。農業関連事業の2015年第1四半期の売上高は、前年同期比6.6%増の30億9200万ユーロとなった。同事業グループは、ヨーロッパ地域で売上高を16.9%増やし大きな成長を遂げた。しかし、北米地域で売上高(同)15.1%減、アジア・太平洋地域では(同)4.3%減、中南米・アフリカ・中東地域では(同)3.2%減となった。
農薬部門では殺菌剤が22.4%増と2桁の増収となった。穀類向け製品の売上は特に好調で、種子部門は8.2%の増収となった。特に菜種、キャノーラおよび大豆が好調だった。一方、シードグロース(種子処理事業)の売上高は16.7%減、殺虫剤は12.5%減、除草剤は8.5%減となった。エンバイロサイエンス事業では、一般消費者向け、専門業者向けとも好調で売上高は4.2%増加した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(155)-改正食料・農業・農村基本法(41)-2025年8月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(72)【防除学習帖】第311回2025年8月16日
-
農薬の正しい使い方(45)【今さら聞けない営農情報】第311回2025年8月16日
-
(448)郷愁とノスタルジー【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月15日
-
あらゆる暴力の即時停止を 被爆・戦後80年にメッセージ発表 パルシステム連合会2025年8月15日
-
京都府「第3回京のこだわり畜産物レシピコンテスト」開催2025年8月15日
-
「パンのフェス2025」三井アウトレットパーク木更津で9月に開催2025年8月15日
-
機械審査なし「お米番付12回大会」エントリー開始 八代目儀兵衛2025年8月15日
-
東京23区の住民 過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人 森林総研2025年8月15日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋冬野菜の病害虫防除 異常気象こそ先手対応を2025年8月14日
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
政府の「米増産」方針 立ちはだかる「壁」と拭えぬ不安 産地JAと米農家の声2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日