農薬メーカー クミ化とイハラが経営統合2016年9月27日
9月20日(火)、クミアイ化学工業(株)(以下クミアイ化学)とイハラケミカル工業(株)(以下イハラケミカル)が東京都中央区で記者会見を開き、経営統合の意向を明らかにした。
統合の方式は対等の精神での統合とし、クミアイ化学を存続会社として、イハラケミカルを吸収合併する形になる。統合会社の売上高は800億円規模になる見通し。新統合会社の商号は今後両社の協議の中で決定していくという。今回の経営統合における最大の目的は海外展開の強化・推進、そしてそれに伴う継続的な成長だ。
これまでは別々に行っていた、農薬の創製から原体調達、製造販売のプロセスを合併で一本化することで、経営資源の集中と最大限の活用が可能になり、競争力の強化、事業のスピードアップを図っていく予定だ。
記者会見で、クミアイ化学の小池好智社長は、「クミアイ化学の企業理念"創造する科学を通じて「いのちと自然」を守り育てること。"と、イハラケミカルの企業理念"人と自然のニーズに応え、新しい価値の創造を通じ、豊かな人間社会の実現に貢献する。"という企業理念を融合させ、統合新会社をステークホルダーの皆様のご期待に添えるような、立派な企業にするために今後新たな理論をつくっていきたい」と述べた。
(写真)会見後、握手するクミアイ化学工業(株)・小池好智代表取締役社長(左)と、イハラケミカル工業(株)・望月眞佐志代表取締役社長
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