新規水稲用除草剤「ロイヤント乳剤」「ウィードコア1キロ粒剤」農薬登録取得 コルテバ2020年5月15日
ダウ・アグロサイエンスは、2020年5月13日付で新規有効成分「リンズコア」(一般名:フロルピラウキシフェンベンジル)を含有する水稲用除草剤「ロイヤント乳剤」(農薬登録番号:第24387号)および「ウィードコア1キロ粒剤」(農薬登録番号:第24389号)の農薬登録取得を発表した。
新規成分「リンズコア」は、コルテバ・アグリサイエンス(旧ダウ・アグロサイエンス)が創製し開発を進めてきた新しい合成オーキシン系除草剤。ノビエ、SU抵抗性を含む広葉雑草、一部のカヤツリグサ科など幅広い草種に少ない投下薬量(4~5gai/10a)で高い効果を示し、高葉令の雑草も速効的に枯殺することが出来る。
農薬登録を取得した「ロイヤント乳剤」は、「リンズコア」を有効成分とする茎葉散布水稲除草剤、同じく「ウィードコア1キロ粒剤」は、新規成分「リンズコア」と幅広い雑草種に効果の高いペノキススラム、および白化剤として実績のあるベンゾビシクロンの3成分を含む水面施用水稲除草剤。いずれも水田の問題雑草であるノビエ、クサネム、イボクサ、コナギなどに対して優れた効果を発揮する。
代表取締役社長の藤井茂樹氏は、「コルテバは、最新の品種や病害虫雑草防除技術およびその習得が農業生産者の成功と増加し続ける世界人口を養うために重要だと考えており、リンズコアは、新規作用性により既に海外の多くの市場で抵抗性雑草に対する優れた効果を証明しています。この度、日本の稲作生産者にリンズコアを含む新製品を提供できることをうれしく思います。」と述べた。
両製品ともに本年6月の販売開始予定。両製品の詳しい情報は以下の製品ページで見ることができる。
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