「第5回世界若者農業サミット」世界からリーダー100人を選出 バイエル2021年8月16日
バイエルは、11月に開催する「第5回世界若者農業サミット(YAS)」に参加するリーダー100人を40か国以上から選出。2年に1回開かれる同サミットは、”地球レベルでの食糧安定供給”を支援するため、持続可能な世界の農業を積極的に追求するとともに、食糧安全保障の問題に対するソリューションについて学び、連携する機会を提供する。
選出に向けて、今年の参加者は、"Feeding a Hungry Planet"(地球レベルでの食糧安定供給について)というサミットの全体的テーマに基づき、プロジェクト案やこれまでの取り組みを示した。例えば、メキシコのMonserrath Martinez氏は、都市部での食糧生産を可能にする、食品廃棄物を使った生分解性装置の取り組みについて説明。今回のサミットで他の持続可能なソリューションについて取り組む中で、自身の経験が他の参加者にとって刺激となればと期待している。
ドイツ・バイエル社経営委員会委員でクロップサイエンス部門代表のリアム・コンドンは「参加者である若きリーダーたちには、食糧安全保障の課題に対する取り組みにおいて大きな変化をもたらすのに必要な熱意がある。 このような将来のリーダーたちをサポートし育成することで、彼らの生涯にわたる学びの旅、そしてより持続可能な食糧システムに向けた活動を支えていく」と述べている。
今回で第5回目となる同サミットは、バーチャルイベントとしては初開催となり、「YAS大学」と呼ばれるバーチャル・アイデアインキュベーターの場も初めて提供する。YAS大学のプログラムでは、参加者はビジネスやコミュニケーションのスキルを継続的に発展させ、メンターからコーチングを受けられる。毎週の課題を仕上げることで、サミット後の2022年1月からの10週間で各自のプロジェクトの構想を磨く。また、YAS大学修了時には、各自のプロジェクト案を専門家たちからなる審査会で発表し、賞の獲得を目指す機会が得られる。また、今回は、バイエルと国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)とテクノロジー企業のBabele社と提携し、YAS大学での独自の経験の獲得が可能となった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(154)-改正食料・農業・農村基本法(40)-2025年8月9日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(71)【防除学習帖】第310回2025年8月9日
-
農薬の正しい使い方(44)【今さら聞けない営農情報】第310回2025年8月9日
-
JA全農が千葉県成田市でドローン実演会 KDDIと提携で農業用ドローン活用を加速2025年8月8日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 山口県2025年8月8日
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年8月8日
-
【注意報】ナシにハダニ類 県下全域で多発のおそれ 鳥取県2025年8月8日
-
【注意報】いねに斑点米カメムシ類 全域で多発のおそれ 山形県2025年8月8日
-
農水省幹部 需要見通し誤りを謝罪 自民部会2025年8月8日
-
トランプ関税で支援求める 自民党対策本部でJA全中2025年8月8日
-
(447)孤独担当大臣と「チャッピー」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月8日
-
廃棄カキ殻を米・野菜・畜産飼料に再利用 万博で「里海のある未来」PR 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会2025年8月8日
-
JAガソリンスタンド給油キャンペーン スマートウォッチや折り畳み自転車が当たる JA全農にいがた2025年8月8日
-
北海道上川の夏の恵み「JAグループかみかわフェア」開催 JA全農2025年8月8日
-
東京農大で「農作業事故体験VR」を活用 学生の安全意識向上と学びを支援 JA共済連2025年8月8日
-
2025年度JA営農指導実践熊本県大会開催 JA熊本中央会2025年8月8日
-
機能強化したピーマン収穫ロボット JA全農いわてに導入 AGRIST2025年8月8日
-
愛知県産メロン501玉 県内の全児童養護施設へ寄贈 JA愛知信連2025年8月8日
-
スマート農業体験イベントを開催 「農業WEEK」と連携 スマート農業イノベーション推進会議2025年8月8日
-
新米シーズンに向け新デザイン米袋3種を発売 アサヒパック2025年8月8日