売上高は33.3%増 2023年3月期第2四半期決算短信 片倉コープアグリ2022年11月18日
片倉コープアグリ株式会社は、2023年3月期第2四半期の決算短信(2022年4月1日~2022年9月30日)を発表した。
売上高は228億5500万円(前年同期比33.3%増)、営業利益19億4700万円(前年同期比291.6%増)、経常利益19億6500万円(前年同期比279.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億9300万円(前年同期比152.4%増)となった。不安定な世界情勢や原料の高騰を背景に、値上がりを見越した駆け込み需要に対応したことが影響している。
肥料事業については、原価に占める原材料費の割合が高いため、原料価格が大きく変動する会計期間においては、安定供給のため保有している原料および製品在庫が損益に大きく影響を与える。同第2四半期連結累計期間においては、原料価格高騰に伴う6月以降の肥料価格値上がりと値上がりを見越した昨年以上の駆け込み需要により、売上高188億7300万円(前年同期比40.0%増)、利益面では駆け込み需要に加え、肥料価格値上がりに伴う在庫益等により、セグメント利益は20億1400万円(前年同期比237.4%増)となった。
化学品事業については、原料価格高騰による工業用リン酸販売価格の見直しおよび飼料価格値上がりを見越した駆け込み需要により、売上高31億700万円(前年同期比14.1%増)、セグメント利益は3億2500万円(前年同期比8.9%増)となった。
不動産事業については、渋谷駅前に有する物件のテナント変更等により賃料収入が増加し、売上高2億1400万円(前年同期比13.8%増)、セグメント利益は9200万円(前年同期比55.2%増)となった。
その他の事業については、設備工事等の受注および食品農産物の販売が減少したことにより、売上高13億7300万円(前年同期比5.1%減)、利益面では手数料収入等が増加したことにより、セグメント利益は2600万円(前年同期比19.8%増)となった。
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