グループ売上高は0.2%減 2023年第3四半期 独バイエル2023年11月15日
ドイツ・バイエル社は11月8日、2023年度第3四半期の決算を発表した。グループ売上高は前年比0.2%減の103億4200万ユーロ。クロップサイエンス部門(農業関連事業)、医療用医薬品部門の売上は横ばいでコンシューマーヘルス部門は微増し、全事業部門において特にクロップサイエンス部門で減益した。
バイエルグループの2023第3四半期の売上高は、為替およびポートフォリオの影響の調整後で0.2%減少して、103億4200万ユーロとなった。売上高は、為替から7億4200万ユーロのマイナスの影響を受けた。
特別項目計上前EBITDAは、主にクロップサイエンス部門の減益により、31.3%減少して16億8500万ユーロ。また、為替から3100万ユーロのマイナスの影響も受けた。EBITは、マイナス35億9400万ユーロで、主にクロップサイエンス部門における減損テストに起因する特別損失純額43億300万ユーロを含む。当期純利益はマイナス45億6900万ユーロとなり、1株当たりコア利益は66.4%減少して0.38ユーロとなった。
クロップサイエンス部門の売上高は、前年同期並みの43億6500万ユーロ。すべての地域における販売量の増加は、例外的に好調だった前年度に続きグリホサート関連製品の販売価格の低下によりほぼ相殺された。
トウモロコシ種子・形質の売上高は、すべての地域における販売価格の上昇に牽引され、21.2%増加。殺菌剤の売上高は、主に中南米地域での販売量の増加により16.2%増加した。大豆種子および形質の売上高も同様に、主に中南米地域でのライセンス収入の増加により15.6%の2桁成長を達成。対照的に、除草剤の売上高は17.3%減少した。
クロップサイエンス部門の特別項目計上前EBITDAは、主にグリホサート関連製品の価格下落により、2400万ユーロの減少。また、主にインフレに起因する売上原価の上昇が利益を押し下げたが、為替からは1億2100万ユーロのプラスの影響があった。特別項目計上前EBITDAマージンは、13.9%・ポイント減少し、マイナス0.5%となった。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日
-
新野菜ブランド「また明日も食べたくなる野菜」立ち上げ ハウス食品2025年7月11日
-
いなげや 仙台牛・仙台黒毛和牛取扱い25周年記念「食材王国みやぎ美味いものフェア」開催2025年7月11日
-
日本被団協ノーベル平和賞への軌跡 戦後80年を考えるイベント開催 パルシステム東京2025年7月11日
-
東洋ライス 2025年3月期決算 米販売部門が利益率ダウン 純利益は前年比121%2025年7月11日
-
鳥インフル 米バーモント州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月11日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月11日
-
全国トップクラスの新規就農者を輩出 熊本県立農業大学校でオープンキャンパス2025年7月11日