新電力会社「地球クラブ」設立 日本生協連2014年6月16日
日本生協連は、6月20日に新電力会社(PPS)「株式会社 地球クラブ」を設立する。
日本生協連は、原発に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会をめざすために、再生可能エネルギー普及の一環として、2012年度から全国7か所の物流施設に太陽光発電設備の設置を進めてきていた。
そのうえで、再生可能エネルギーの発電と利用を一体的に推進するために、日本生協連の自家需要をまかうための新電力会社(PPS※)として(株)地球クラブを設立し、自家の太陽光発電を含む再生可能エネルギー電力を中心に調達し、日本生協連の事業所などへの供給を行うことにした。
当面、営業エリアは首都圏とし、電力供給量5.7メガワット規模から事業を開始する予定にしている。
新会社は、日本生協連のある東京・渋谷のコーププラザに置き、資本金は3000万円で、日本生協連が20%、日本生協連の物流子会社である(株)シーエックスカーゴ(地球クラブの電力供給の主要事業所)が80%出資。今年度下期から営業を開始する。
※PPS:Power Producer and Supplierの略。一般電気事業者(電力会社)以外で、50kw以上の高圧電力を必要とする大口需要家に対し電気の小売り供給を行う事業者のこと。
(関連記事)
・【特別寄稿】"農協改革"の狙いと本質 加藤善正・岩手県生協連合会会長理事(2014.06.12)
・予約登録米が20万人突破 パルシステム(2014.06.11)
・駆け込み需要の反動で前年割れ 主要生協(2014.05.22)
・生協物流施設で太陽光発電 年間451万kwh(2014.05.19)
・広がる生協の「地域見守り協定」(2014.04.11)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(153)-改正食料・農業・農村基本法(39)-2025年8月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(70)【防除学習帖】第309回2025年8月2日
-
農薬の正しい使い方(43)【今さら聞けない営農情報】第309回2025年8月2日
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日