香港・台湾への農産物輸出に向け 食品業界キーパーソン招聘2015年3月20日
ジェトロは、3月23日から27日にかけて、日本産農林水産物・食品の輸出拡大に向け、他国への波及効果も期待される香港・台湾のメディア関係者、食品業界のキーパーソンら約40名を招聘する。
日本貿易振興機構(ジェトロ)が招聘した業界キーパーソンらは、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、新潟の各県を訪問、現地において日本食や日本の食文化の魅力と、日本産の農林水産物・食品の安全性を、招聘者らに集中的に発信、紹介する。
この招聘は、農水省の補助事業である規制対象都県招聘事業によるもの。ジェトロは、これまで長年のバイヤー招聘や、海外での商流構築で培った経験を活かし、現地の世論形成に影響力のある全国紙、雑誌、TV、インターネットニュースサイトの記者、日本食への関心の高い美食評論家(ブロガー)、食品輸入サプライヤーやシェフ、流通業界団体幹部などを招聘するものだ。
香港および台湾からの招聘者は、それぞれ3グループに別れ、上記の7県を訪問する。訪問地の各県では、地元の郷土料理や日本食、地域の食材・食品やお酒などを紹介、PRする。また農産物の生産と、流通の現場を視察・取材してもらう。
これらを通じ、招聘者らに日本の食文化や日本食、日本産の農林水産物・食品に好感を持ってもらい、当該地域の農水産物が安全・安心なものであることを知ってもらうこと、招聘者らには、そのことを現地で発信してもらい、香港・台湾の消費者や関係者に、日本の食文化の良さと日本産食材・食品の安全性について理解を深めてもらうことを目的としたものだ。
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