Aコープ東北 7月1日スタート2018年5月18日
・東北の3Aコープが合併調印式
東北地方で、JAグループとしてスーパーマーケットなど生活総合事業を展開している(株)Aコープ北東北、(株)Aコープ宮城、(株)Aコープ庄内の3社は、5月17日に東京・JAビルで合併契約に調印した。
3社はかねてより合併に向けた協議を重ねてきたが、各社が5月に開催した株主総会での承認を受け、この日の合併契約調印式となった。
新会社はAコープ北東北を存続会社とし、新社名は「株式会社Aコープ東北」。本社は岩手県紫波郡矢巾町に置く。店舗数は、岩手県17店、宮城県15店、秋田県3店、山形県15店の計50店舗で、この4県に青森県を加えた5県域が販売エリアとなり、今年度の売上高を約250億円と計画している。
(写真左から)(株)エーコープ庄内の鈴木社長、(株)エーコープ宮城の小室社長、(株)Aコープ北東北の田中社長
合併契約調印式には田中照夫(株)Aコープ北東北代表取締役社長、小室秀行(株)Aコープ宮城代表取締役社長、鈴木健一(株)Aコープ庄内代表取締役社長が出席し、合併契約書に署名した。また、合併準備委員会から野口栄JA全農常務理事をはじめJA全農の青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県の県本部長が、また安田忠孝JA全農常務理事など関係者も列席した。
調印式後、野口常務は「3社の合併により、東北地域における事業規模拡大と経営基盤の強化をはかり、大型生産者直売所を平成つ下新業態Aコープ店=JAファーマーズの出店、移動購買車の増車、総合宅配の拠点拡大などをすすめ、組合員・消費者に安全・安心で新鮮な国産農産物の提供と、地域のくらしをサポートする企業をめざす」とあいさつした。
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