食品スーパー7月の購買金額は前年比5.6%増2020年8月26日
ビッグデータマーケティングの(株)True Dataは、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける7月の消費動向を発表した。調査は、同社が保有する全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計。データ抽出日は8月18日。
ドラッグストアの購買金額は前年同月比0.4%減少、食品スーパーマーケットは5.6%増加した。通常は夏場に売り上げが下がる「マスク」が、7月は前月に引き続きドラッグストア、食品スーパーマーケット両業態で売り上げを大きく伸ばした。

<食品スーパーマーケット>
全国食品スーパーマーケットにおける7月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比5.6%の増加。1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比5.6%減少、1レシートあたりの購買金額は11.9%増加だった。カテゴリ別の売り上げ伸び率ランキングの1位から4位までは日用品がランクイン。「マスク」が26倍強、「ハンドソープ」は2.6倍を記録した。また、食品スーパーで日用品もまとめて購入するワンストップショッピングの傾向が継続している。
6月は前年同月比4.4%増だった「レギュラーコーヒー」が7月は27.4%増、「蜂蜜」は5.3%増から24.8%増へと、それぞれ売り上げ前年比を大きく伸ばした。

◎ドラッグストア
全国ドラッグストアにおける7月の1店舗あたりの購買金額は前年同月比0.4%減少。6月は2.0%増加だったが、7月はマイナスに転じた。
1店舗あたりのレシート枚数は前年同月比2.5%減少したが、1レシートあたりの購買金額が2.2%増加した。
「マスク」が前年と比べ11倍強、「殺菌消毒(指定医薬部外品)」は約10倍など、トップ10の1位から4位までは6月と同じくウイルス感染対策で購入される商品だった。一方、6位から10位は食品カテゴリ。「竹輪」や「インスタント袋麺」など、時間や手間をかけずに食べられる食品が売り上げを伸ばした。
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