独自の社内検定試験 「たまごスペシャリスト」実施 ケンコーマヨネーズ2021年3月3日
ケンコーマヨネーズは、たまごに関する独自の社内検定「たまごスペシャリスト」を実施。1月に行われた第3回検定試験では11人が、2月の第4回検定試験では9人が合格し「たまごスペシャリスト」となった。今後はオリジナルのロゴマークを作成し、スペシャリストの育成を推進する。
たまごスペシャリストロゴマーク
同社は、業務用食品メーカーとして、サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品を製造・販売している。タマゴ加工品に分類される、タマゴサラダ、厚焼き卵、錦糸卵、スクランブルエッグのメインの原料であるたまごは、調理の仕方によって、様々な味や見た目、食感を生み出す、とても奥が深い食材。「たまごスペシャリスト」はそんなたまごの魅力を伝え、確かな知識と技術を身に付けた者だけに与えられる称号として、2019年に誕生した。
試験の内容は、鶏卵・タマゴ加工品の知識を問う学科試験と、調理技術を問う実技試験があり、その両方に合格することで「たまごスペシャリスト」として認められる。現在、販売部門を中心に32人が「たまごスペシャリスト」として活躍している。
実技試験で初回から実施している「たまごサンド作り」は、決められた時間内に三角のたまごサンドを作り、フィルム包装まで行う。簡単そうに見えて実は手間がかかるたまごサンドは、消費者へ提案できるレベルかどうか、日頃同社でメニュー開発を担当する社員が厳しく採点している。
また、新たに作られた「たまごスペシャリスト」のロゴマークは、ロゴの形に「卵」の文字をイメージし、異なる色のピースをパズルのように組み合わせた構成。たまごの大きさ、卵殻や卵黄の色など多種多様なことや、調理方法や食べ方はアレンジ自在であること、また、通常なら廃棄されてしまう卵殻や卵殻の内側にある卵殻膜の活用が進んでいることなど、たまごのもつ多様性と多岐にわたる可能性を表現している。
「たまごスペシャリスト」の名刺にはロゴマークを記載。同社は今後もたまごの魅力を確かな知識と技術で伝える「たまごスペシャリスト」を育成し、同社のタマゴ加工品の魅力や美味しさを伝えていく。
たまごサンド作りの実技試験
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