プラ廃棄物のケミカルリサイクルでQuantafuel、REMONDISと協働 BASF2021年5月6日
ドイツのBASF本社は、Quantafuel社(ノルウェー)、REMONDIS社(ドイツ)と、プラスチック廃棄物の熱分解プラントへの共同投資を含むケミカルリサイクル事業の協働を評価するため、覚書 (MoU) に署名した。
世界有数の廃棄物・水管理会社であるREMONDISが適したプラスチック廃棄物をプラントへ供給。そこで生まれた熱分解油をBASFが「ChemCycling TM」プロジェクトの一環として生産フェアブント(統合生産拠点)で原料として使い、Quantafuelは、技術の提供とプラントの運営をめざす。混合プラスチック廃棄物の熱分解および熱分解油の精製を専門とするQuantafuelの技術はBASFと共同で開発・保有されており、 熱分解プラントの立地についても評価の対象となる。
欧州では毎年、約2000万トンのプラスチック廃棄物がリサイクルされないままになっている。ケミカルリサイクルをマテリアルリサイクルの補完的なソリューションとして確立することで、焼却されるプラスチック廃棄物を資源循環に戻すことが可能になる。
熱分解技術は、技術的または経済的な理由などによりマテリアルリサイクルされていないプラスチック廃棄物を、再資源化できる。また、プラスチックのサーキュラー・エコノミー(循環型経済)を最大化するために、3社は、REMONDISによって提供されるプラスチック廃棄物のうち、将来ケミカルリサイクル向けに使用可能なものを特定していく。
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