ふるさと納税の返礼品に「ふるさと食体験」提供開始 JTB×キッチハイク2021年5月12日
JTBと(株)キッチハイク(東京都台東区)は、JTBが運営する「ふるぽ」など5つのふるさと納税ポータルサイトで、キッチハイクのオンラインイベント「ふるさと食体験」を、ふるさと納税の体験型返礼品として提供する。
「ふるぽ」は、返礼品の紹介だけでなく、日本各地に暮らす人々とその土地のまだ知られていない魅力を地元の方とともに発掘し発信。一方、キッチハイクは、2020年5月からオンラインイベント「ふるさと食体験 」をスタート。参加者に事前に地域の特産品を届け、イベント当日はオンラインで生産者や事業者と交流しながら、特産品を楽しむことができるサービスで、自宅にいながら地域の特産品や文化に触れることができる。同サービスを通じて、都市部の生活者と地域とのつながりを強める取り組みを行っている。
両社の協業により、ふるさと納税の返礼品として特産品を届けるとともに、生産者が登場するオンラインイベントやアーカイブ動画をセットにすることで、地域と寄附者とのつながりを強め、その後も地域・作り手を長く応援してくれる「ファン」に育てる。
第一弾として、新潟県南魚沼市の八海醸造の「麹だけでつくったあまさけ」のオンラインイベントを6月5日に開催。返礼品には、日本酒「八海山」で知られる八海醸造のあまさけの魅力を詰め込んだ。「麹だけでつくったあまさけ」は、甘酒ブームの牽引役でもあり、日本酒に次ぐ八海醸造のもう一つの看板商品で、ふるさと納税でも人気の返礼品となっている。寄付額は1万3000円。
第一弾の八海醸造に続き、八色しいたけ、コシヒカリなど、南魚沼市の複数の返礼品を近日公開予定。オンラインイベントでは「南魚沼のひと・食・四季をめぐる」をコンセプトに、南魚沼市の魅力的な生産者を紹介する。また、今後は「ふるさと食体験」の返礼品を全国各地に広げていく。
<めぐりあう南魚沼>シリーズ
・6月5日:八海醸造の麹甘酒で、南魚沼の発酵文化を体験しよう
・6月:八色しいたけ事業協同組合「八色しいたけ」
・7月:ひらくの里ファーム「特別栽培米コシヒカリ」
・8月、8月以降:近日公開予定
※全5回開催予定
「ふるさと食体験」~寄附から返礼品受け取り、イベント参加までの流れ
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