地方創生ショップ「信濃の風」大宮駅に開業 新幹線活用で定期輸送 JR東日本2021年6月9日
JR東日本は、長野県の農業の活性化を持続的に取り組むことを目的とした新たな協働の一環として、大宮駅構内に常設ショップ「信濃の風」を6月28日に開業。農産物を新幹線に載せて毎日長野から運ぶことで、これまで現地でしか手に入れられなかった地元ならではの味を届け首都圏で長野県の魅力を発信する。
大宮駅に開業する「信濃の風」イメージ
同事業は、地域と首都圏を結ぶ鉄道ネットワークを持つJR東日本と、長野県を拠点とするグループ会社で地元のネットワークを持つ株式会社ステーションビルMIDORIが、長野県の主要産業である農業の活性化を軸に展開する地方創生事業。特産品の販売とPRを長野県ともタイアップして取り組む。大宮駅で農産物を販売するだけでなく、農業体験、移住体験などの体験型ツアーのメニューを拡充。長野県への観光流動の創造、移住の促進など交流人口、関係人口の拡大をめざし、関係する自治体・事業者と連携して取り組みを進める。
大宮駅東口の2階に常設される「信濃の風」では、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい長野県で栽培される質の高い野菜や果物、産地直送の農産物や加工品などを販売。店舗スタッフは長野で暮らす社員で、地元で生活しているからこそ知る生産者の姿や思い、おすすめの味わい方や、観光地の情報や各地域の楽しみ方などを来店者に伝える。営業時間は11時~19時。産品を輸送する新幹線「あさま」は、「あさま号でお届け 信濃の風」の愛称で1日2便程度運行する。
協働する生産者団体のNPO法人信州・川中島平ファクトリー
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