オイシックス・ラ・大地など3者から2.5億円調達 植物肉事業を加速 グリーンカルチャー2021年7月2日
フードテックベンチャーのグリーンカルチャー株式会社（東京都葛飾区）は7月1日、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社（UMI）をリードインベスターとして、亀田製菓、オイシックス・ラ・大地の計3社を引受先とする第三者割当増資により、総額2.5億円の資金調達を完了したことを発表した。また、オイシックス・ラ・大地の子会社であるFuture Food Fund株式会社も既存株主からの譲受により、同社の新規株主となった。
資金調達を完了し事業拡大を加速するグリーンカルチャー
同社は、プラントベース製品の通信販売専門店として2011年に創業。プラントベース食品開発のノウハウを活かして開発した植物肉「Green Meat」は、高度な生成技術や繊細な調味を強みとしている。同社の製品は、2020年10月に東京ビッグサイトで開かれた食品展示会「ウェルネスライフジャパン2020」で、試食者の95%に「おいしい」と評価された。
今回の資金調達は、「Green Meat」を国内外へ、より一層普及するための事業基盤確立を目的として実施。今後は、営業人員の採用拡大、開発体制の強化、広告宣伝、ITシステムの整備などを行い、「Green Meat」の開発・製造・販売を強力する。
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