松戸で栗拾い 無農薬の「出雲」「国見」「筑波」を堪能 湯浅栗園2021年8月25日
千葉県松戸市にある湯浅栗園は8月末から9月末にかけて栗拾いを実施。無農薬で栽培された「出雲」「国見」「筑波」と3種類の栗拾いが楽しめる。
代表の湯浅長久さんが35年ほど前に始めた湯浅栗園では、15年ほど前に植えた栗の木が最盛期を迎えている。2019年9月に千葉県全域を襲った台風で同園も大きな被害を受け、折れずに残った木の多くが弱り折れやすくなったため、昨冬、全体の3割にあたる約50本を植え替えた。同園を運営する湯浅尚子さんは「大きい木を切ったことで日当たりが良くなり、今年はさらに大きい実がなっています。新しく植えた苗木も順調に成長しています。この機会にぜひご来園ください」と話している。
栗は、表面にツヤがあり、ふっくらと丸みがあるものがおすすめ。皮部分の茶色がより濃いものがおいしいと言われ、栗拾いの際は、形がきれいで、虫食いによる穴があいていないもの、皮が黒くなっていないものを選ぶ。栗は刈り取るのではなく、「栗拾い」が基本で、熟すと自然に木から落ちるため、落ちたときが食べ頃だ。拾うときはイガの両側を靴で踏んで、押さえながら実を取り出すと安全に収穫できる。
湯浅栗園はJR東松戸駅・北総線東松戸駅東口から徒歩10分。栗拾いの開園日は、8月29日、9月1日、3日、5日、8日、11日、12日、15日、18日、19日、21日、23日、25日を予定。開園時間は午前10~12時。入園無料。栗は1キロ800円(税込)から持ち帰り。
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