冷凍品の価値を創造・発信する「フローズンエコノミーラボ」設立 パンフォーユー2021年9月3日
地域のパン屋プラットフォームを構築するパンフォーユー(群馬県桐生市)は9月2日、まねき食品、丸山製麺など家庭用冷凍食サービスを提供する11企業と共同で、“冷凍品の新価値”を創造・発信するためのコンソーシアム「フローズンエコノミーラボ」を設立した。
「フローズンエコノミーラボ」を設立したゴーフード 岡広樹氏、まねき食品 竹田典高氏、パンフォーユー 矢野健太氏、丸山製麺 丸山晃司氏、レンティオ 名古屋健氏(写真左から)
「フローズンエコノミー」は、 "冷凍品"を活用するサービス提供や事業運営をする企業・団体と、冷凍技術の進化や調理器具を含めた電気製品・電力供給・資材・物流など、"冷凍品"にまつわるあらゆるものを含んだ経済圏を指す。
コロナ禍で、家で食事をする機会が増えたことや巣ごもり対応のためのストック需要が増えたことで、 "冷凍品"の魅力を再認識し利用する人が増加し、過去1年「家庭用冷凍食品」の需要は右肩上がりとなっている。販売方法も多様化し、個人宅に直接届けるECやD2Cサービスなども登場。また、単に"冷凍品=便利"というだけではなく、外食や旅行にとって代わる価値を提供する"冷凍品サービス"も生まれ、今後も「フローズンエコノミー」は拡大が予測さる。一方、家庭では、冷凍品=味が落ちる・手抜きというようなイメージがあることが、SNSなどで見受けられ、冷凍品需要は高まっているものの、家庭用の冷蔵庫での冷凍品の保存容量は変わっていない。
「フローズンエコノミーラボ」では、冷凍食品のもつマイナスなイメージを覆すため、食品の冷凍に関する正しい認知の拡大と、フードロス削減などサステナブルな暮らしにつながるイメージ訴求をめざす。同時に、2台目冷凍庫の利用促進など、冷凍食品が流通しやすい環境づくりを構築する。
また、農林水産省の推進するプロジェクト"食品ロス削減国民運動"に賛同・参加する。
「フローズンエコノミーラボ」の設立メンバーは次の通り。
<家庭用冷凍食サービス提供企業>
まねき食品株式会社、株式会社丸山製麺、株式会社AIVICK、株式会社パンフォーユー、ゴーフード株式会社
<特別パートナー>
レンティオ株式会社
<パートナー企業>
株式会社SUPER STUDIO 、株式会社フラクタ、株式会社プレイド、株式会社スマートメディア、 三菱地所株式会社
「フローズンエコノミーラボ」家庭用冷凍食サービス提供企業の商品
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