高級舞茸「真」の量産化に成功 一般市場価格で出荷開始 大平きのこ研究所2021年9月24日
株式会社大平きのこ研究所(埼玉県飯能市)は、舞茸の中でも高級品として位置づけられる黒舞茸の量産化に成功。黒舞茸「真」として9月23日から関東圏を中心に流通店舗で販売する。
大平きのこ研究所 埼玉飯能工場
天然の舞茸は色の違いによってシロフ(白)、トラフ(茶)、クロフ(黒)の三種に分かれる。このうち最高ランクに位置づけられるのが、香り、旨味が共に最も高いと言われるクロフで、希少性が高く、市場でも最高値で取引される最高峰の舞茸。この天然クロフの香りと旨味を追求した黒舞茸「真」は、天然クロフに匹敵する味わいが特長で、旨み成分は一般的な舞茸の1.3倍あり、健康成分も多く含有している。
黒舞茸「真」の生産拠点は埼玉県飯能市に新設された埼玉飯能工場で、フル稼働時は年間3000トンの生産量を予定。関東圏の流通を中心に販路を拡大し、将来的には全国展開を見込んでいる。販売にあたっては、既存舞茸の流通市場価格帯で22日から出荷を開始した。
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日