木で暮らしと社会を豊かに「ウッドデザイン賞2021」受賞作品191点が決定2021年10月15日
日本の豊かな森林資源を活かした、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰する「ウッドデザイン賞」は、審査委員会による厳正な審査の結果、191点の作品が受賞。幅広い分野から応募があり、多様なステークホルダーが協働したもの、木材の魅力を活かした空間や機能性と美を両立した木製品などの優れた作品が受賞した。
「ウッドデザイン賞」は、消費者目線での木の良さや価値を有する建築・空間、木製品、活動・ビジネスモデル、技術・研究等のグッド・プラクティスを広く募集し、国内外に発信するための顕彰制度。今年で7回目となる「ウッドデザイン賞2021」は、6月21日~7月30日に作品を募集し、昨年を上回る433点の応募があった。受賞作品は、書類による「第一次審査」、審査委員会による「第二次審査」を経て、「ウッドデザイン賞」として選定された。
審査委員長にはプロジェクト・デザイナーの赤池学氏、建築・空間分野の分野長には世界的な建築家である隈研吾氏、コミュニケーション分野の分野長にはコミュニティデザイナーの山崎亮氏など、第一線で活躍する専門家が審査に参加した。
今後は、受賞した191点の中から最終審査を行い、最優秀賞(農林水産大臣賞)1点、優秀賞(林野庁長官賞)数点、奨励賞(審査委員長賞)数点を選定し、11月24日に発表される。また、12月8日に東京ビックサイト開幕する展示会「エコプロ2021」で、受賞作品の展示会・セミナーと表彰式が行われる。
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