毎日きのこ料理で腸内環境に変化 3社協働プロジェクトで科学的に評価2021年10月21日
きのこの研究・開発・生産・販売を手がける「ホクト」と、食を起点にウェルビーイングな未来をつくる「オレンジページ」、腸内環境を適切にデザインすることで病気ゼロをめざす「メタジェン」の3社は協働で、きのこ料理を毎日食べた人の便通と腸内環境を調べるプロジェクトを実施した。
腸内環境を改善することは、全身の健康維持に繋がる。腸内の有益な菌の栄養源となり、腸内環境を改善する「食物繊維」が注目されており、食物繊維が豊富なきのこは腸内環境に良い食材として、その健康効果が実証されている。しかし、実際にきのこ料理を毎日食べた人の腸内環境がどのように変化するかの試験はないため3社協働で、きのこ料理を2週間毎日食べた人の便通と腸内環境を調べるプロジェクトを実施した。
同プロジェクトは、腸内環境と健康を考える「腸活部」を展開するオレンジページファンのコミュニティサイト「オレンジページサロンWEB」の一環として「きのこ腸活チャレンジャー」を募集。集まった便秘気味のモニター10人に2週間毎日きのこをおよそ1パック分自由に料理して食べてもらい、便通に関するアンケートとメタジェンの次世代腸内環境評価サービス「MGNavi(R)」を利用して腸内環境の解析を行った。その結果、実際にきのこを日常の料理に加えて食べることで、便秘症状の改善や、腸内細菌の多様性が向上するなど、腸内環境にも良い効果があることを確認した。詳しい結果はオレンジページサロンWEBで発表。
さらに、連動企画として、オレンジページサロンWEBで「きのこ料理の写真」と「おなかすっきり体験」の投稿を募集中。同プロジェクトを通して、きのこで菌活することで、腸内環境に良い効果が得られることを発信していく。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日