土砂災害発生の危険性高い豪雨「平均雨量100年に一度」と判明 森林総合研究所2021年10月29日
森林研究・整備機構森林総合研究所は、土砂災害が発生する危険性が高い豪雨の特徴として、1時間当たりの平均雨量がおよそ100年に一度の値に達した際に、土砂災害が発生する危険性が高くなることを明らかにした。この成果は、土砂災害が発生する危険性が高い雨の降り方の判定に役立ち、住民の安全な避難計画の策定が期待できる。
各時間雨量と土砂災害の発生タイミングの関係の例
土砂災害はさまざまな雨の降り方で発生するため、その危険性を判定する上で、どのような雨の情報が役立つかは詳しくわかっていなかった。
同研究では、1時間から72時間まで経過する時間を変えながら、各時間で100年に一度の確率の値に相当する1時間あたりの平均雨量を求めて土砂災害を引き起こした降雨と比較。その結果、調べた全ての事例で共通して、1時間当たりの平均雨量が、その地域における100年に一度の値に達した際に、土砂災害が発生する危険性が高いことが分かった。この成果は、土砂災害が発生する危険性が高い雨の降り方の判定に役立つことから、住民の安全な避難計画の策定に貢献することが期待される。
同研究成果は、9月13日に「EarthSurfaceProcessesandLandforms誌」でオンライン公開された。
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