秘境の酒蔵からテロワール日本酒の新銘柄「つなん」発売 津南醸造2021年12月7日
新潟県津南町の津南醸造は12月8日、米と水と蔵人すべてが津南産のテロワール日本酒として新銘柄「つなん」を発売。「ニホンカモシカ」をモチーフにしたラベルは、色の名前によって酒質が分けられており、発売初回のラインナップは「白、紅、藍、黄金」の4種類を販売する。
つなん「白(はく)」純米大吟醸酒720ml
津南町は、長野県との県境に位置する人口9000人ほどの小さな町。自然豊かな山間部にある津南醸造には、ときどき野生のカモシカが敷地に遊びにやってくる。毎年3~4メートルの雪が積もり、新潟県内でも豪雪地帯にあり、世界中で人が暮らす地域での積雪量としては世界最大級。信濃川沿いにある津南町は、その支流によって階段状に作られた日本最大の河岸段丘が特徴で、苗場山麓ジオパークとしても認定され、水と土の恵みを受けやすい地形となっている。
また、津南町は全国名水百選の「竜ヶ窪」と日本百名山の「苗場山」がどちらもあり、酒造りの基本となる水の良さは抜群。新発売の「つなん」は、津南町の米や水、人、だけでなく、森や動物たちと共存することを目的に作られた銘柄といえる。
津南醸造は、地域で生産する酒米の価値を未来につなげるため、地域の生産者、JA、行政(津南町)が出資して設立した全国的にも珍しい酒蔵。地域に恵みを与える自然環境と共生する地域住民の思いにこたえ、地域の自然と営みを未来につなげるため、持続可能な取り組みを進めている。
「つなん 白(はく)〜純米大吟醸〜」は4950円、「 つなん 紅(べに)〜純米吟醸〜」は1760円、「 つなん 藍(あい)〜吟醸酒〜」は1540円、「 つなん 黄金(こがね)〜純米酒〜」は1320円。いずれも(720 ml瓶で税込価格。EC販売はなく、店頭限定販売で取扱店舗を募集している。
毎年12月~3月は雪に覆われる津南醸造
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