「松本市大学生応援1万食プロジェクト」実施 信州食品事業者連携協議会2021年12月8日
ヨシムラ・フード・ホールディングスグループの株式会社おむすびころりん本舗(長野県安曇野市)が幹事を務める信州食品事業者連携協議会は11月29日~12月3日、「松本市大学生応援1万食プロジェクト」を開催。5日間で、地元長野県産の「ごはん」累計約1万2000食を無償で提供した。
「松本市大学生応援1万食プロジェクト」の様子
同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で苦労する学生や医療関連のエッセンシャルワーカーに、地元のJA松本ハイランド産のオリジナル米「風さやか」を存分に味わってもらい、少しでも今後の生活の励みにしてもらおうと企画。幹事企業のおむすびころりん本舗、おむすびころりん本舗、マイパール長野(安曇野市)、豊炊飯(松本市)の3社を中心に寄付を募り、信州大学生活協同組合、松本大学生活協同組合、松本大学食堂(シダックス)の協力のもと、プロジェクトを進めた。マイパール長野が県産米を調達して精米し、豊炊飯が炊いた白米を信州大学と松本大学の食堂へ届け、おむすびころりん本舗からは、ごはんのお供となるふりかけと茶漬けを提供した。
プロジェクト初日の11月29日、信州大学松本キャンパスでは、食堂の営業が始まる前から学生が集まり、「風さやか」を炊いたご飯を2杯、3杯とおぼんに載せる光景が見られた。5日間で延べ9300人の学生、医療関連エッセンシャルワーカーが利用し、約1万2000食分のご飯を提供。利用者からは「久しく会っていなかった友人たちと連れ立って食堂に行ったり、待ち合わせをしたりして交流ができた」「思いっきり食事ができて、とても楽しかった」「ご飯がとても美味しかった」などの声が寄せられ好評だった。また、中学生や高校生の利用もあり、大学生だけでなく新型コロナで生活に影響を受けた多くの人が利用した。
この取り組みには、松本市も後援。地産地消と地域経済連携の推進を目的とした共同研究組織として、今後も地元企業が社会貢献する取り組みを続けるための寄付を募り、随時プロジェクトを展開していく。
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