新潟県弥彦村とさとふる 有機栽培米の生産拡大で地域の自然環境を遺すプロジェクト開始2022年1月13日
新潟県弥彦村とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは1月12日、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」において、弥彦村で20年以上続く有機栽培米の生産拡大を通じて、地域の豊かな自然環境を子どもたちへ遺すためのプロジェクト「有機栽培米の生産拡大を!“農家と消費者が共に進めるSDGs”」を開始。3月31日まで寄付を受け付けている。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用し、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認できる。
弥彦村では、20年以上前から農薬や化学肥料を使用しない有機栽培米を一部の水田で生産。農薬を使わない有機栽培は人の手で除草をしており、人手不足や経費高騰から栽培面積の拡大が難しい状況にある。有機栽培による安全で美味しい米作により、子どもたちへ豊かな土や清らかな水を遺したいと考える弥彦村は、有機栽培米の生産を拡大するため、「さとふるクラウドファンディング」を通じて寄付を募集。集まった寄付金は除草機の購入や弥彦村産有機栽培米のブランド化・広報活動などに活用される。目標金額は400万円。受け付けは3月31日まで。
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