ゴールデン安納芋「まるでスイートポテトゴールデン安納芋」発売 東京フード2022年1月24日
国産青果物卸や加工製造を行う東京フード（栃木県佐野市）は、鹿児島県のさつまいも生産農家と契約栽培し、ゴールデン安納芋を使った、いも家kaneki店舗限定「まるでスイートポテトゴールデン安納芋」を発売する。
ゴールデン安納芋は鮮やかなオレンジ色で、ねっとりとした独特の食感と強い甘味が特徴。人気の高いさつまいもだが、蔓や根が腐る、"さつまいも基腐（もとぐされ）病"の全国的な広がりで、市場になかなか出回らなくなっている。九州地方でも被害が広がっており、産地では収穫量の減少で生産に大きな影響が出ている。
そこで、東京フードは、日光東照宮の松を再生させた日本蘭科植物園の早川順章代表とともに、鹿児島県大崎町で土壌改良実験を実施。リサイクル率13年連続日本一の街、鹿児島県大崎町に農場を持つ都食品とともに、食品残渣を活用した有機肥料でゴールデン安納芋を生産し、品質も高く、加工にも最適な芋として「まるでスイートポテトゴールデン安納芋」を商品化した。
なお、東京フードは2021年に新工場が完成し、2月に正式オープンを予定。焼き芋、干し芋製品の複合型直売施設「いも家kaneki（カネキ）」として、茨城、栃木、京都、鹿児島の産地や品種の異なるさつま芋を契約農家と直接取り引きし、安心安全で味にこだわったさつまいもを専門に扱う。
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