人が五感で感じる美味しさ追求「お米番付2021」最優秀賞が決定2022年1月31日
お米のトータルプロデュース事業を展開する京都の老舗米屋・八代目儀兵衛は1月26日、東京銀座で「お米番付2021」の最終審査会を開催。34道府県161品のエントリーから最優秀賞を含む12人の生産者を選定した。
お米番付は「うまい米」とは何かを突き詰め、有名な産地や銘柄ではなく「うまい米」や「生産者の技術」を未来に継承しようと9年前に誕生したお米コンテストで、食のプロである特別審査員5人が入賞者を選定。機械を一切使わず、人が食べて美味しいと感じるお米を正しく評価するという点で、生産者からの信頼も厚いコンテストだ。
食味計を使わず、食のプロである特別審査員が食べて美味しいと感じるお米を評価
多くのお米コンテストの一次審査では、「食味計」使われ、そこで大部分がふるいにかけられる。「お米番付2021」では、人が食べて「うまい米」を評価するため、食味計を用いた機械的な審査をせず、「人が五感で感じる美味しさ」を追求した実食審査にこだわっている。また、全てのお米を平等に審査するため、厳格なルールに基づいて炊飯し、ツヤ、白さ、香り、食感、粘り、甘さ、喉越しからお米を総合的に評価する基準を設置。それぞれ数値化して審査し、特に食味において重要な「ツヤ」「甘さ」「喉越し」の3項目を20点満点、他の項目を10点満点とし、合計100点満点で評価している。
◎全国161品の中から選ばれた各賞
<最優秀賞>
福島県南会津郡「いのちの壱」
作:お米農家ゆだ 湯田裕樹氏
<優秀賞>
福島県耶麻郡「コシヒカリ」
作:橋谷田ファーム株式会社 橋谷田淳氏
栃木県那須郡「ゆうだい21」
作:人見浩農園 人見浩氏
京都府向日市「ぴかまる」
作:五十棲正信氏
<入賞>
北海道三笠市「ふっくりんこ」
作:清水研介氏
新潟県佐渡市「コシヒカリ」
作:JA佐渡 水稲部会 仲川芳信氏
長野県上水内郡「コシヒカリ」
作:仲俣孝志氏
岡山県岡山市「きぬむすめ」
作:小幸農園株式会社 竹本昌理氏
<敢闘賞>
秋田県にかほ市「ササニシキ」
作:株式会社権右衛門 須田貴志氏
長野県飯山市「コシヒカリ」
作:小嶋秀典氏
佐賀県小城市「さがびより」
作:株式会社しもむら農園 下村宣弘氏
宮崎県えびの市「ヒノヒカリ」
作:JAえびの市水稲部会 押川キリ氏
なお、「お米番付2021」上位8種類に選ばれたお米は、八代目儀兵衛が、「銀シャリの炊き立てご飯」として体験できる場所として、祇園と銀座の米料亭八代目儀兵衛で期間限定で提供される。
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