難しい大きな一枚肉開発に成功「植物性とんかつ」発表 グリーンカルチャー2022年2月10日
植物肉を研究開発するフードテックベンチャーのグリーンカルチャーは、「植物性とんかつ」プロトタイプの開発に成功。植物肉の開発技術において難しいとされている大きな一枚肉を作る最先端の開発技術として2月9日に発表した。
グリーンミートの「植物性とんかつ」
世界全体の食肉需要は増加傾向で推移しており、農林水産省の見通しによると、2024年には1億2800万トンの豚肉が必要になると見込まれている。同社は今後、豚肉の需給バランスが崩れ価格高騰につながることを見越し、新たな選択肢として「植物性とんかつ」の開発に挑戦。開発するプラントベース食品について、動物性食品の「代替」という概念を超えて、新たな食材として価値を感じられるものを目指している。今回、開発に成功した「植物性とんかつ」も、「美味しい食材」として手に取ってもらえるよう、製造ラインを整え、今年中の量産化を目指して取り組む。

「植物性とんかつ」の開発にあたっては、「植物性とんかつ」と畜肉を使用した「かつ」との比較試験を実施。圧縮試験の結果、豚ヒレかつと近い食感を得ることに成功した。物性比較では、顕微鏡で観察したところ、豚ヒレかつと近い組織を確認。固さは、圧縮試験上では、豚ひれカツに近いデータが得られ、風味は豚の様な、甘い油の香りとコクがある。形状は畜肉では不可能なジャンボサイズから、直方体に近い工業適性の高い形状で製造が可能という研究成果が得られた。
食肉との物性比較
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