3月から1年間通じ 計200トンの米をフードバンクへ寄贈 コープみらい2022年3月23日
生活協同組合コープみらいは、コロナ禍で困難を強いられている生活困窮者の支援と日本の米づくりの応援を目的に、3月から1年間を通し計約200トンの米を、地域のフードバンクをはじめ、生活困窮者へ食料支援等を行っている団体へ寄贈する。
贈呈式に参列した右から、
白井市社会福祉協議会の松本会長、白井市の笠井市長、コープみらいの永井副理事長
初回の寄贈日となる3月18日には、千葉県内4団体、埼玉県内10団体、東京都内22団体の計36団体へ、約10トン(1万190キロ)の米を寄贈。そのうち、白井市保健福祉センター(千葉県)、コープデリ久喜センター(埼玉県)、コープデリ昭島センター(東京都)で寄贈式を行った。
贈呈式に参列したフードバンク埼玉の永田信雄理事(右)とコープみらい 新井ちとせ理事長
千葉県で行われた寄贈式では、コロナ禍の緊急食料応援「しろいつながりプロジェクト」としてフードサポートを実施している白井市社会福祉協議会へ1000キロを寄贈した。受け取った白井市社会福祉協議会の松本千代子会長は「利用した方からは『お米が一番うれしい』との声がたくさん届いている。いただいたお米は次回のフードサポートに活用する。『地域の皆さんとともに』という考えは生協も社会福祉協議会も同じ。これからも住民主体の地域づくりの活動を一緒に進めていきたい」と話した。また、寄贈式に参列した白井市の笠井喜久雄市長は「2年を超えるコロナ禍で格差が生じ、生活に困っている方が増えてしまった。相手を思いやる心も薄れている。収入の面はもちろんだが、まずは毎日の食事、食べることが重要だと感じている。コロナはいつ終息するか見通せないが、社会福祉協議会、生協の皆さんと協力して、困っている方々を応援していきたい」と話した。
このほか、埼玉県での寄贈式ではNPO法人フードバンク埼玉へ米870キロを寄贈。また、東京都での寄贈式では、フードバンク立川へ米350キロ、フードバンク昭島へ米300キロを寄贈された。
贈呈式に参列した左から、
フードバンク立川の高木信雄代表、コープみらいの永井副理事長、フードバンク昭島の軸丸里奈代表理事
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲にイネカメムシ 県南部で多発のおそれ 栃木県2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【公明党】米政策が農政の柱 谷合正明参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【日本維新の会】農業者への直接支払い実現を 池畑浩太朗衆議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【国民民主党】食料安全保障基礎支払いの創設めざす 舟山康江参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【社民党】ミサイルよりコメを! 福島みずほ党首(参議院議員)2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【参政党】10年以内に自給率を倍増 神谷宗幣代表(参議院議員)2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】地域ブランドつなぐ 営農経済部門・福岡県・にじ農協組合長 右田英訓氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】「不易流行」で農支援 営農経済部門・熊本県・球磨地域農協組合長 福田勝徳氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】人とのつながり糧に 営農経済部門・長野県・グリーン長野農協元組合長 竹内守雄氏2025年7月9日
-
「不幸の書簡」とストックホルム症候群【小松泰信・地方の眼力】2025年7月9日
-
【アンパンマンはなぜ生まれたか】 ノンフィクション作家・梯久美子さん 第46回農協人文化賞特別講演2025年7月9日
-
7月21日、広島でトラクターデモ 令和の百姓一揆 欧米並みの所得補償求め2025年7月9日
-
【人事異動】農水省(7月10日付)2025年7月9日
-
【JA人事】JA上士幌町(北海道)高橋昭博組合長を再任(6月6日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA筑前あさくら(福岡県)熊本廣文組合長を再任(6月26日)2025年7月9日
-
【JA人事】JAグリーン近江(滋賀県)大林茂松組合長を再任(6月21日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA新得町(北海道) 組合長に太田眞弘氏を再任2025年7月9日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鳴戸部屋で兵庫の食材使用「ちゃんこ」を堪能 JAタウン2025年7月9日
-
健診施設機能評価認定更新 JA熊本厚生連2025年7月9日
-
JA鹿本のグリーンハウスミカン出荷順調 7月中下旬ピーク、総量130トン見込み2025年7月9日