林業界から防災を 企業とともに山林を活用する事業を開始 ソマノベース2022年5月25日
災害リスクの低い山づくりに取り組む株式会社ソマノベース(和歌山県田辺市)は、新たに山林活用事業の展開を開始。従業員の森林保全や環境問題への理解と協力を促すコンテンツを提案し、SDGsの達成やCO2排出量の削減に向けて、企業の森林保全活動を企画から実行までサポートする。
サステナブルな社会を実現しようと、世界中で新たな取り組みが始まっているが、実際に取り組むとなると時間や知識、人脈など、難しさを感じるという声は少なくない。そこで、同社は山林活用事業を通して、企業のニーズに合わせた森林保全活動をコーディネート。和歌山県田辺市を中心に、全国各地の林業事業体、製材所、材木屋、木工房等と連携し事業を展開してきた同社ならではの繋がりや知見を活かし、企業の要望に合わせたコンテンツを提案する。
取り組み事例として、首都圏の木材関係業者、商社からの「林業に関わる事業展開のため、現場の課題や業務内容を知りたい」というニーズに応え、和歌山県田辺市の林業事業体の視察・植林体験を企画。また、関西の私立大学(ゼミ)に向けては、「社会課題の理解のため、森林・林業業界の課題を学生に教えてほしい」という依頼に対し、1年間の森林教育プランを提案。また、植林ツアーの企画と実施などを行った。さらに、所有している森林の資源活用として木材商品の開発なども手がけている。
同社代表取締役社長の奥川季花氏は「"森林"、"防災"の観点から、取り組みを進めてきた私たちの知見は、皆さまの取り組みに役立つのではないか。積極的に取り組まれる皆さまと共に、山を守り、災害から人を守る、本質的な森林保全に取り組んでいきたいという思いで、この事業をスタートした。森林・林業・環境等に関する取り組みに困っている方、もっと森林の未来に繋がる活動をしたい方、ぜひお気軽にご相談お寄せいただけますと幸いです」と話している。
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