メーカーに聞くサステナブルな開発ストーリー オンライン講座開催 パルシステム2022年8月23日
パルシステム連合会は9月1日、オリジナル商品を製造する3社から持続可能性に配慮した商品開発の背景や取り組みを聞くオンラインイベントを開催。ふだん何気なく手にする商品の作り手が、使う人に伝えたい思いやこだわりを語る。
商品の裏側を伝える3アイテム
パルシステムは、安全・安心に利用でき、製造の過程でも環境保全や地域づくりに配慮した商品開発を進めている。今回は、この取り組みに欠かせないパルシステムオリジナル商品のメーカー3社が人気商品の開発までの物語を伝える。
当日は、商品の裏側を伝える商品として「直火炒めチャーハン」を製造するニチレイフーズと、「北海道えりも産日高昆布」を製造するぎょれん北光、キッチンペーパーエコ」を製造するJPホームサプライが登壇。参加者からの率直な疑問や質問にメーカーが直接答え、こだわり商品ならではの意外な活用法など、パルシステムでしか買えない商品の魅力を紹介する。
商品の裏側を伝える商品の一つで「直火炒めチャーハン(産直米)」の原料である「北海道きらら397」は、農薬使用量を慣行栽培の1/2以下に抑え環境負荷を軽減して栽培した産直米。年間使用量は約660トンと米離れが進む中、米農家の応援や食料自給率向上にもつながっている。また、「北海道えりも産日高昆布」の生産地である北海道のえりも岬は、昭和初期に森林伐採で砂漠化していたが、当時の漁業者などの植樹により緑がよみがえり、豊かな栄養分を海へ供給している。当日は、現在も海の恵みで育つ昆布のため推進している森の緑化運動などについて伝える。
さらに、利用者から回収した牛乳パックや注文用紙も活用され、再生紙100%を原料にした「キッチンペーパーエコ」について、パッケージのプラスチック使用量を削減し、環境への負荷軽減を追求する取り組みについて紹介する
◎「パルシステム商品づくりのヒミツ」開催概要
開催日時:9月1日 10時~12時
開催方法:Zoomウェビナー
定員:1000人
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日
-
参議院選挙に行ってとんかつ割引「選挙割り」実施 平田牧場2025年7月4日
-
作物と微生物の多様な共生が拓く農業の未来 意見論文が米国植物科学誌に掲載 国際農研2025年7月4日
-
国産率100%肥料の商品を販売開始 グリーンコープ共同体2025年7月4日